海外旅行の携帯電話事情
少し一息置かせてもらって今回は携帯電話の話
初めて海外行ったのは1996年のシンガポール、次は2004年のドイツへの修学旅行。
【KDDIスーパーワールドカード時代】
2004年には日本でも携帯電話が流通しだしていて僕もTU-KAユーザーの一人だった。ただ海外へ携帯を持っていく時代ではなかった。父親が海外旅行で使い切らなかったKDDIスーパーワールドカードで公衆電話から家に電話した記憶がかすかに残ってる。
2006年の台湾旅行でも持って行って、花蓮で携帯電話持ってる人に電話したりした。
ただこのカードは電話番号がめちゅくちゃ長くなってしまうのがよくない点。
【携帯レンタル時代】
この頃からインターネットが爆発的に普及した。台湾ではホテルへ予約FAXを送ったり、直接電話したりしてたのに2007年のアメリカではすべてインターネットで予約が可能に。それに伴って携帯を海外ヘ持っていくのもメジャーになっていく。
まだこの頃は、自分のを持っていくのではなく空港で借りていくスタイル。
番号も全然違う携帯電話で機能は電話だけ。2007年アメリカの時、借りたのは機種はBlackBerryのクソみたいな携帯電話だった。
2007年のアメリカと韓国はモベルという会社で借り、2008年には携帯機種もauのW42S変更したのでAUグローバルエキスパートのサービスでICカードを差し替えるだけで電話番号そのままに海外で電話がかけれるようになった。ただし貸してくれるGSM携帯電話はNOKIAの携帯でメールも英文字なのでできなかったと思われる
【携帯そのまま時代】
通信方式がCDMA、グローバルパスポート対応の機種に変更したことにより、海外へそのまま自分の携帯を持っていける時代に突入。2008年香港、2009年グアム、2010年韓国、2010年中国、2011年アメリカは自分の携帯電話をそのまま。2009年と2010年のヨーロッパはCDMAの対応地域外だったので、AUで機種レンタルする形だったがレンタル機種が日本製(たしかソニー)などのラインナップされ充実。メールも可能。当日空港カウンターで空いている機種を借りる形だった。
【スマートフォン時代】
2011年冬、とうとうスマホを購入。機種はGALAXY S II
そのまま海外で利用できインターネットも1日2,000円~3,000円で出来る今の旅行スタイルに近いものに。海外も街角で地球の歩き方や新個人旅行を開く必要がなくなったと思いきや、2012年アメリカ、2013年シンガポールと結局は紙の地図の方が使いやすくてスマホをほぼ使わず。
当時のスマホ最大の問題点がバッテリー問題。海外でGPSつなぎつつインターネットもバンバン使うと半日もしないうちにバッテリーが残りわずかに。予備バッテリーの充電速度にも問題があり、問題が多くスマホに頼らない旅行スタイルのままだった。
2016年ドバイ、2019年台湾、シンガポールと進むうちにスマホのバッテリー問題は飛躍的に向上。予備バッテリーも容量が大きくなり、充電速度もアップ。街角で紙の地図を見ながら(結局見るんかい!)スマホのGPSで自分の位置が間違いないかを確認。おなか減ったので近くのおいしい店を探そう!など気軽にスマホが使えるのは本当に便利。
さて今後は一体、どう海外旅行が進化していくのか。楽しみである。
逆に僕はインターネットも『地球の歩き方』もない時代に海外旅行へ行ってた人が羨ましい。何の情報もなくパスポートと身一つで未見の地に足を踏み入れるのだから。もうそんな事はできないんだよな~と感慨にふける今日この頃。