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海外調査研究部元部長の旅行記。旅先ははじめにをごらんください。

欧州卒業旅行…史上最悪の9日間 第5夜(前編)

昨日は早めに空港内のホテルに泊まって、移動の疲れを取ることができた。

 

ブリュッセルから真っすぐアムステルダムへ行けば2時間で着いたところ、ケルン大聖堂経由でアムステルダムへ行く工程にしたもんだから6時間以上の大移動になってしまった。

 

日本でいうと大阪から東京行きたいんだけど、金沢で兼六園に行きたいからサンダーバードで金沢経由して行くと考えてもらえばわかりやすいだろう。

まあ冷静に考えたら、その選択肢は無いんだが、どうしてもケルン大聖堂が見たかったんだからしょうがない。今回は俺の行きたいところ巡る旅だ。文句は言わせん。

 

ということで今日の行きたい所は

マウリッツハウス王立美術館

(マウリッツハイス美術館とも言う)

 

みんなご存じかもしれないがオランダの超有名な画家フェルメールの【真珠の耳飾りの少女】を展示している美術館だ。

 

スキポール空港から電車に揺られて30分。デンハーグ駅に到着、そこからは石畳の道を歩くこと約10分で、楽しみにしていたマウリッツハイス美術館に到着。

 

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10時からのオープンだということなので9時45分に着いたが、今のところ、お客さんらしき人が誰もいない…いるのはデンハーグ駅へ向かう通勤客らしき人たちばかりだ。おかしいなと思っていたら、いつの間にか9時58分になってしまい入場ゲートへ急ぐ。

 

入場ゲートに着くと、そこには受付のお姉さんがいるだけ…一番乗りになってしまった。僕らの後ろに日本人老夫婦が並んでいたので10時ちょうどに入場したのは日本人4人。

 

間違いない…この美術館…人気無い…。

 

でもこれはフェルメールを独占する絶好のチャンス!!

 

一目散にフェルメールのある部屋へ

 

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あった!めっちゃ無防備!

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やばい1cmまで近づける(※今は柵がしてるので無理らしい)

約15分、フェルメールを独占してしまった・・・。

 

徐々に来館者も増えて…といいたいところだが、やってきたのは小学生の写生大会の集団だいたい50人。小学生が館内を走り回り、どこで絵を描くかを決めているのか鬼ごっこしているのかわからない状態になったので退散。

フェルメールって、日本人が思うほど人気無い?って思いつつ駅へ向かうと、うちの冷蔵庫に貼っているマグネットと同じ騙し絵が、町のあちこちに描かれているのに気付いた。

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そうそうデンハーグは騙し絵のエッシャーの美術館もあるんだった

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日本人が大好きなフェルメールエッシャーが見れるデンハーグ。超おすすめ

 

デンハーグを十分堪能したしアムステルダムへ戻ることにするか。〈後編へ続く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

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