グアム 第三夜 前編
結局、昨日の堂々巡りの話し合いの結果・・・・
3日目は昨日のメンバーに加え、部長NさんとMちゃんが合流し、タロフォフォの滝へレンタカーで行く事になった。
この2人、日本と1時間の時差があるグアムに来ても、なぜか日本時間で行動している。
集合時間も日本時間で説明しないといけないので、なんともめんどくさい
郷に入れば郷に従え!というコトワザはこの二人の辞書には載ってないようだ。
レンタカーに乗り込み、一行はタロフォフォの滝を目指す
タロフォフォへ行く前にグアムのショッピングモールに寄る事になった。
集合時間を日本時間とグアム時間で伝えた後、一旦解散。
僕は欲しい時計や靴を探すも日本とそんなに値段が変わらない為、購入を断念。 意気消沈していると目の前にFBIのTシャツが約10ドルで売られていた。 FBIのTシャツはネタになると思い、すぐ土産用に購入。
どうやらS君やH君もFBIのTシャツを購入していた。
S君にいたっては自分で着るように買ったらしい。マジかよ?!
ショッピングモールを昼ごろ出て、タロフォフォの滝には2時頃に到着。
入り口では大量の豚がお出迎えしてくれたが、可愛くない豚だったので嬉しさも皆無。(そもそも可愛い豚なんているのか?)
タロフォフォの滝のある場所へは、ロープウェーに乗って向かう。
ロープウェーを降りると滝が目の前に現れた。タロフォフォの滝は水しぶきをあげ迫力満点。
タロフォフォの滝から少し離れたところに、謎の博物館が立っていて中に入ってみたが、全く意味不明ものがこれでもかという展示されているだけ。ナイトスクープでいうパラダイスな感じ。
こんな物に存在意義があるのか?
このパラダイス博物館の隣から横井ケープへ行く為のジャングル道がある。横井ケープとは横井さんという人が終戦を知らず28年間も潜伏生活をしていた洞窟らしい。
その道を行くこと10分、横井ケープが姿を現す。しかし中には入れず、歩いた割には期待外れだった。すぐUターンしてそのジャングルを歩いていると、毎度おなじみのあの声が聞こえて来た。
『うわぁぁぁぁぁ』
なんと、タロフォフォの蚊がSくんに集中攻撃を仕掛けていた。
なぜかS君にばかり蚊が集まってくるのだ。 確かにS君の血液型は蚊に刺されやすいO型だった。 でもそれなら、僕や部長Nさんも同じO型。だが一切刺されない。
どうやらタロフォフォの蚊は人を見るようだ。S君を刺しとけば、心優しいから殺されないだろうと判断したのだろう。
まあ僕や部長のところへ来たら即死は確実だったから、蚊の判断は正しかったっだろう。
まあ、そんなS君はほっておいて僕らは高温多湿の中、ジャングルを歩いたせいで、汗だくになっていた。
出発地に戻ってくると、すぐにさっきの博物館の中に駆け込んだ。
そう、この博物館・・・展示物は最低だがエアコンが効いていて超快適なのだ。さっき存在価値が無いとかいってしまったけど、申し訳ない。
絶対に博物館は必要だ。
3夜後編へ続く。