グアム 第二夜 後編
えーと・・・2夜後編はオールホテル内での出来事です。もうグアム関係ありません(笑)
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夕飯をミクロネシアモールで食べ、我々はホテルに戻ってきた。
僕と同部屋なのはS君。
少し部屋で休んでいると
S君が『隣のN君とH君の部屋へちょっと行ってくる』と言って出て行った。
その後、30分ぐらいたっても『ちょっと』と言って出て行った佐藤君が、全く帰ってこない。
隣の部屋へ行くのに迷子になってしまったのか?と心配になりかけてきた、まさにその時・・・となりの部屋から
「うわぁぁぁぁぁぁ 」
またも何かよく分からない声が聞こえて来た。
慌てて部屋を飛び出し隣の部屋へ行くと・・・。
なんとS君がH君たちの部屋のトイレを詰まらせていたのだ。
自分の部屋で詰まらせるなら、まだしも・・・・他人の部屋で詰まらせるというウルトラCをやってのけた。さすがS君。
トイレ復旧作業は若い人たちに任せて、僕はお土産や飲み物が欲しかったので・・・
『フロントの隣にあるお土産屋に行っておくから、S君達も後から来てね』とだけ言い残し部屋を出る。
その土産屋へ行く途中、部長のNさんとMちゃんが前から歩いてきて、明日の予定について立ち話をすることになった。
僕は明日、グアム市街をふらーっと散歩でもしようかなと何となく考えていただけだったが…
Nさんたちはタロフォフォの滝へ行きたいらしい。
でも、そこまで行く足が無くて困っているという相談を持ちかけて来た
その瞬間、僕にはNさん(部長)の心の声が聞こえていた。
『今日、レンタカー運転してたんやろ?じゃあ明日もレンタカーを借りて私たちをタロフォフォまで連れてって、帰りも乗せてってね』
ここでタロフォフォ行く事にするとグアム市街をぶらーっとしようと思っていた僕の計画は破談する
そこにトイレ復旧を自分らの力では諦めて、フロントへ頼みに来たS君とH君がやってきて、ますます話はかみ合わない。
『グアム散歩したいな〜』
『タロフォフォへ行く足がないからレンタカーで(運転は私たち以外)』
『明日の予定なんかより、トイレつまってるんでフロント行きたいんですけど』
と思いがバラバラな3組が話し合っても話は堂々巡り。
1回生がたまたまそこを通りかかったのだが、みんな余りに愛想なく接してしまった。
1回生に後で聞いたら『愛想なく接されてみんなに嫌われてる』と誤解を与えていたようだった。ごめん。あの場の謎な雰囲気はここでは説明しきれないけど、一回生を嫌っていたわけではないのだ。
ただただ、みんなの意思が全く統一されてなかって非常に困っていただけなのだから。
部屋に戻った後、トイレは無事、修理してもらい復旧する。
その直後、テンションがおかしくなったH君がベッドで跳ねまわっていると『どーん』というと爆音とともにベッドが損壊しH君はベットなしで眠ることになったというハプニングはスルーする。
やっと、これで二日目は幕を閉じる。