2008年 香港合宿の記憶 第二夜(後編): 重慶大厦(チョンキンマンション)
前回、午前中に黄大仙祠を観光後、それぞれ別行動することに。18時に尖沙咀地区にある重慶大厦(チョンキンマンション)前で再集合という約束をして、僕らは蜂の子を散らすようにバラバラに散らばった。
僕は女人街、男人街という香港で有名なメインストリートへ向かい、友達へのお土産を買い込む。安定のマクドで昼飯を食った後、花園街でサークルで使う小道具(ライオンのパペット)を買ったり金魚街で魚の鑑賞。
なんか卑猥なイメージの名前の街ばかりを散策しているようだが、どれも香港のガイドブックに載っているちゃんとした観光地だからね。
その後は眼鏡屋さんでメガネづくり。
なんで香港でメガネ作りって?当時は日本にJINSとかの格安眼鏡屋さんなんてなくて、
僕の度のきつい眼鏡なんて作ろうとしたら1本30000円くらいかかるって時代だったのよ。
前年2007年に韓国で1本3,000円~5,000円で5本もメガネを作って、海外でメガネを作る事に味をしめた僕は香港でも作ることにした。ただ韓国のソウルのように格安メガネ店が軒を連ねてる訳ではない香港だったが、1本8000~10000円で作れるってホームページに書いていた店へ行ってみることに。
住所の場所に行ってみると店の入り口がわからない雑居ビルに到着。
なんかヤバい匂いがしてきたが、2階に行くと思った以上に綺麗な眼鏡屋さんに到着。
モデルの写真が西洋人なのは置いといて・・・
西洋人とは似ても似つかない中国人のおばちゃんが出てきて接客してもらったあげく
おばちゃんの口車に乗せられ2本も購入してしまった。
その後は急いで重合場所である重慶大厦(チョンキンマンション)に。時間通りに到着したものの一人、部員が現れない。
1回生で初海外のHくんだ。
一人でディズニーへ行くとは言っていたが、何かあったのか?と心配していたところ。
顔面蒼白のHくんが15分遅れで現れた。
何があったのかと聞くと重慶大厦に30分も前に到着していたらしい。付近を散策するとインド人に腕をつかまれ時計を買わないか?と執拗に絡まれて、逃げ出すのに30分以上かかったらしい。
ウキペディアに下記のように書かれているように悪質な客引きに引っかかったようだ。
以前は犯罪の温床であると言われ長らく治安面で不安を抱えていたが、A座3階に警備員詰所が設けられるなど2000年代以降警備の強化が続いている。問題となっていたG階での強引な客引きも2008年末から規制の強化が行われ、以前よりは悪質な客引きは大幅に減っている。
その後、僕らは20時から、シンフォニー・オブ・ライツを眺めつつホテルへ戻った。